2009.01.08号

*困窮の中に美を見出す
2008年はモロカイ牧場の閉鎖に始まり、ガソリンの高騰、世界的不況・・・モロカイを次々と不幸が襲いました。
モロカイランチ・・・モロカイランチ閉鎖後、立ち退き問題に水道料金の値上げなど問題が絶えませんでしたが、マウイ郡に減税を申告して一旦は治まった模様です。
自然の脅威・・・クジラがカウェラに迷い込んだ際、島民の努力もむなしく死んでしまいましたが、一方でウミガメの産卵箇所が90か所確認されました。
ニュース紙・・・モロカイ・アドバータイザー・ニュースが23年の印刷を経てオンラインに変更されました。また、モロカイ・タイムズが広告料不払いにより4年の歴史に幕を下ろしました。
新風・・・ハワイ生まれのバラク・オバマ氏が第44代大統領に選出されました。地元では現職を2倍の得票で打ち破ったワイパ・プーディが勝利しました。
不況の中の商売・・・不況の中とは言え、モンサント社がトウモロコシの乾燥工場を設立しました。また、モロカイ・ファニチャーもオープンしました。
エコ・・・モロカイはエコに敏感です。フレンドリーマーケット、モロカイ高校、クアラプウセンターが太陽光発電を取り入れました。
逆境を耐え抜く・・・クリスマスイベントを始め様々な楽しみやもてなしがあり、休暇を楽しむことができました。2008年を振り返るストーリーの数々をお楽しみください。
*2008年総集編:7月から12月
7月
●ダミアン神父が聖人に認定されました。
●2007年6月から島の安全を担ってきた消防員がカラウパパから撤退。
●ウェストエンドの住民に対し、水道料金を上げるか否かが問われました。
●ケイキ・サーフ競技開催。
●モロカイ牧場が水道の供給を停止すると発表したのを受けて、州が供給を続けるよう命令を下しました。
8月
●傷つき、病気になったクジラが発見され、介護しましたが努力もむなしく死にました。
●モロカイ牧場を取り戻すべく、コミュニティーのリーダーが終結して話し合いが行われました。
9月
●マウイ郡がモロカイ牧場に、上下水道サービスを行うよう訴えを起こしました。
●元牧場従業員たちが自分たちのスキルを申告し、新しい職業に就くことができました。
●水道料金値上げに対し、住民たちが抗議の声をあげて議会の行方を見守りました。
●アハキオレの選挙でウェイド・リーが選出されました。
●モロカイ発のテレビ生放送が、インターネットを使用して可能になりました。
●モロカイ牧場に対する非難を考慮し、群が調査に乗り出しました。
10月
●ウミガメの孵化。
●モロカイ・フイルムフェスティバルにてモロカイで制作された映画が2本、上映されました。
●遺伝子操作された植物に関する疑問点が問題となりました。
●モンクアザラシの生態数調査実施
●ミスター・アロハでおなじみのパーディ氏がハワイ観光事務所をオープン!
●ハワイの将来を担う風力発電がラナイとモロカイに設置されました。
11月
●モロカイ牧場閉鎖を受けて、小さな学校マウナロアが存続の危機に・・・
●交通事故で2人死亡
●ダミアン神父の聖人認定を受けて、モロカイ島民が一丸となって式を盛り上げ、島おこしをしようと集結
●フレンドリーマーケット、ソーラーパネルを設置
12月
●ガソリン価格が下降?本土は下落しているにもかかわらず、モロカイではいったいいつ?
●透明度と生物豊かなモロカイの海ですが、調査の結果、汚染が進んでいることが分かりました。
●近年のカラウパパに偉大なる業績を残したリチャード・マーク氏永眠。
●フィリピン人コミュニティーが非営利団体として認可
 

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