The Dispatch新聞 2010/02/24号より。
How did Molokai become the Friendly Island?
モロカイ島がFriendly Islandと呼ばれる由来
モロカイ島がFriendly Island(友情の島)と呼ばれるようになった由来については、2つの話があります。Vandale Dudoit氏の話によると、「Cockeyed Mayor of Kaunakakai」という歌が人気だった1920年代に、俳優のWarren Baxterがモロカイ島にやって来ました。
その際、Warrenが渡島したのを祝いパレードが開催されたのを受けて、彼はモロカイ島をFriendly Isleと呼び始めました。
その後、Sophie Cookの著書「Sincerely Sophie」で、モロカイ島は「Lonely Island」、「Leper Island(ハンセン病患者の島)」という別名で知られるようになりました。
ですがSophieは、観光産業の始まりであった当時、島のイメージを変えるために「Friendly Isle」の名前を思いついたのです。
地元の人々の間では「Molokai no ka heke(Molokai is the greatest)」というスローガンがより頻繁に使われており、フレンドリーな場所といったイメージは外部からのものでした。
島民同士はとてもフレンドリーで、いとこ同士がショップで立ち話しをしたり、叔父や叔母が野球の試合を見に来ていたり、学校で友達同士が遊んでいたりといった具合です。
時に、「Friendly Isle」の呼び名が文字通りに捉えられすぎ、島のみんなが両手を広げて迎え入れてくれといったことが期待されます。
観光客や新参者は、「フレンドリーな島民」を当然のものとして、非現実的な期待を胸に島にやって来ることがあります。
そんなとき、「あなたは誰ですか?」と島民に聞かれて、腹をたててしまう人もいます。
観光客などは、モロカイ島が自分に合っているか合っていないかを自然に直感で感じることがよくあります。
島に合っているなら、モロカイがフレンドリーかどうかは大きな問題ではなくなります。
島に合っていないなら、島への不満は際限がなく、不平が途絶えることはないでしょう。
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