生き続けるハワイ語イマーションプログラムの生徒、卒業式を祝い5月に執り行われたモロカイ高校イマーションプログラムの卒業式では、ハワイ語が飛び交う中、レイで身を飾った生徒たちがプログラムの修了を祝いました。
5名の卒業生たちはそれぞれ、約10分間のハワイ語によるスピーチを出席者に披露した後、「Oli Mo Okuahuhau」を朗唱しました。
卒業生たちはハワイ伝統のショールであるキヘイをそれぞれに作り、学業を無事修了したことを示すために、教員たちがそれらを生徒の肩に架けました。
生徒の保護者は、ハワイの人々の芸術的シンボルであるレイ・フフ(羽で作られたレイ)を子供たちの首に架けました。
生徒によっては、イマーションプログラムでハワイ語やハワイ文化を長期間にわたり学んます。卒業生の一人であるKaiamaは、このプログラムを8年生の時に始めました。
「勉強を通じて、家族の大切さや言語の重要さを学ぶことができます」とKaiamaは言い、
「自分の歌を通じて、ハワイ語の伝承に努めたいと思います」と加えました。
Kaiamaはハワイ大学ヒロキャンパスで、音楽とハワイ語を専攻する予定です。
「ハワイ語を学べる機会があれば、どんなものにでも参加する予定です」とも話してくれました。
別の卒業生の母親であるKaleo氏は、園児の時からプログラムに参加していた息子の卒業をとても喜んでいます。息子の勧めでハワイ語を習い始めたKaleo氏は、今では家で息子とハワイ語で会話しているそうです。
「ハワイ語が禁止されていた時代もありました」「今では自由にハワイ語を話すことができ、私たちの文化や言語を伝えていけるようになりました」とKaleo氏は話します。
Larry Segario氏は、娘であるKa`imiolaが園児の時分からハワイ語のプログラムに参加していたと言います。
「ハワイ語やハワイ文化がモロカイ島で生き続けていることはとてもすばらしいことです」とLarry Segario氏は語ります。
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