Deep Inside

Love MOLOKAIとして今年はいろいろと活動を行っていこう、と決めたのが去年のことで、そのためにはどうしてもココの場所に足を運んで、地元の人たちの協力を仰ぐ必要があり、そのためにも今回のモロカイ島滞在は単にアーティスト達と会って仕入れして、というものよりもかなり濃厚な時間を過ごしている感じです。
  今日は、バーバラ・ヘルムさんと打ち合わせ。 彼女は、Love MOLOKAIのCelebrateカテゴリーの中で、ウェディングコーディネーターとして名前を連ねています。 彼女のコーディネートで3年ほど前にモロカイ島で結婚式をあげた日本人カップルとの交流から派生して、今回、初めて対面することができました。
  ヘルム一家は非常にハワイと深いつながりを持っています。だんなさんラリーさんの姪っ子は、昨年日本でも爆発的にヒットしたハワイアンシンガーのRaiatea Helmちゃん。彼女の家族はここモロカイ島に現在も住んでおり、お母さんとお兄さんはモロカイ警察勤務です。
そして、忘れてはならない背景として、ヘルム一家には、ハワイにこの上なく貢献し、27歳という若さでこの世を去ったジョージ・ヘルムがいます。バーバラさんのだんなさん、ラリーさんの実の兄弟です
。  「モロカイ島ってどんなところなんですか?」 って、お店に来たお客さんなどによく聞かれるのですが、「何もないところですよ(笑)」というのが一般的な回答。  「島に信号がひとつもありません」というのもこれまたオーソドックスな回答。
  そのコトバだけを聞いて、島を訪れた人は、おそらくレンタカーで島の東から西を1本走るハイウェイを走り、道路から見える景色を満喫して、クラシックなダウンタウンカウナカカイで少しお買い物して、金曜日の夜にはアロハフライデーに行ってフラやローカルたちの演奏を楽しんで、「モロカイ島ってのんびりしていていいねー」と思うか、「何にもなくってそっけないねー」って感じちゃうかのどっちかかもね、と思います。
  本当のモロカイ島の魅力を知るためには2つのファクターがある、と私は考えます。
「人」そして「自然」です。
この2つのファクターはお互いに切り離して考えるものではなく、モロカイ島に住んでいる人たちと人々を取り巻く自然、という感じでつながっているものなんですねー。
人とのふれあい、って観光客にとってはうっとおしいときとかもあるかもしれません。そんなときには、オーソドックスに観光できるホノルルとかマウイとかへ足を運べばいいと思います。
  そうではなくって、ハワイ諸島の持つ歴史や背景、ハワイアンとして生きている人たちの哲学や文化、そうしたものを体感したい、と思う人たちにとっては、モロカイ島ほど適している島はないんじゃないかな。そんな風に思います。
 

Love MOLOKAI

ハワイ州モロカイ島の総合案内所。 Since 1999

0コメント

  • 1000 / 1000